全てのガン患者、そしてそのご家族へ向けて
ホリスティックなガン治療をご理解いただくために。
ガンとは免疫疾患、つまり、自己免疫力が弱まった結果、細胞の異常増殖を抑制できなくなったために発症する病気です。自己免疫力とは、生き物に元来備わっている、細菌や異常細胞への対応力のことですから、それは生命力そのものであると言っても過言ではありません。自己免疫力が弱まった状態とは、それすなわち、生命力が弱まった状態です。
ですから、もし、仮にあなたがガンを患ったとして、西洋医学的な処方のみによって、ガンを除去することだけを行うのであれば、それは、生命力を高めることなく、異常細胞群のみを取り除くことを意味するわけですから、それがいかに片手落ちであるのか、ご理解いただけますでしょうか?
それは、喩えれば、あなたが便秘がちであるがゆえに、顔がニキビだらけであったとしましょう。西洋医学的なガン治療とは、この喩えでは、にきびだらけの皮膚を、一端除去し、別の皮膚を移植することで、顔の表面ににきびを存在させなくする処置に相当します。便秘を解消することなく、皮膚を移植したところで、それが、問題の本質を解決していないことは、言うまでもありません。
生命力を高めることなしに、西洋医学的な処置のみを施すのであれば、それは、あなたがガンから生還できるかのどうかの、最も重要な鍵を見落とすことになるのです。
生命力が高める瞬間というのは、あなたがハツラツとしている瞬間であります。あなたがハツラツとするためには、あなたが「あなたらしく生きる」ことが必要です。では、「あなたらしさ」とは一体何なのでしょうか?あなたは、「あなたらしさ」を把握できるほどに、自分を見つめたことがあるでしょうか?
ガン患者ほど、自分を見つめなければいけない存在は他にありません。ガン闘病する上で、自分を見つめ直し、自分という存在の深みを知るのです。あなたは、やがて、あなたという存在が、これまでに把握していたよりも、ずっと、雄大で、包容力があり、創造力に富み、慈しみに溢れていることを知り、自分の存在をもっと深く愛せるようになるのです。自分の身体、自分の性格、自分の人生を好きになります。そして、その結果として、自己免疫力が高まります。
ガン闘病という文脈で、自分を深く知る必要性を説くセミナーを、「ガンと生体エネルギー」というタイトルで、2010年9月18日に行いました。その情報の重要性を鑑み、ここで、配布した資料を無料で公開いたします。ご覧いただければ、ガン闘病の心理的アプローチ、そして霊的なアプローチについての造詣が深まります。
下記タイトルをクリックしてください。PDFファイルが立ち上がります。2種類のペーパーサイズをご用意しましたので、適当なほうをお選びください。
ガンと生体エネルギー
US Letter
ガンと生体エネルギー
A4
資料の概要をご理解いただくために、各章のタイトルを、以下に列挙いたします。
1. 本セミナーでの議論の前提
2. 病気であるという状態の考察
3. 人は万事に恐怖を感じる存在である
4. 恐怖と緊張
5. なぜ、緊張・硬直が重篤な身体状態をもたらしえるのか?
6. なぜ、緊張・硬直が細胞の異常増殖(ガン)をもたらしえるのか?
7. ガンの原因についての同様な見解
8. ガンとパーソナリティ(性格)
9. ガン闘病ストラテジー・目的別チャート
10.ガン生還者から学ぶ : 生還者に共通するガン克服の鍵
11.心のアプローチの提言
12.心のアプローチとは何か?
13.霊的なアプローチとは何か?
14.霊的な成長があなたを待っている
15.霊的な成長であなたはどう変化するか?
16.心のアプローチ、霊的アプローチの重要事項
17.心のアプローチと臨床的効果
18.食事療法・飲料水の考察
19.免疫療法の考察
20.Final Remarks
参考文献/推薦図書
もし、この資料について、加藤より口頭での説明が必要とお感じになるようでしたら、このセミナーを再度開催することを検討いたしますので、加藤にご一報ください。
なお、セミナーを再開催するにあたり、もし、あなたが3、4名の希望者を募れるようであれば、あなたのご希望の場所(例:あなたの自宅)にお集まりいただき、そこに加藤が出向いて、セミナーを実施いたします。あなたが、日本にお住まいであれば、加藤が日本に一時帰国時に、お伺いすることを検討いたします。どうぞ、お気軽にご相談ください。
あなたが、一人の人間としての本源的な「力」に気づいて、ガンを克服されることを、心より願います。
加藤優
2018年5月2日
Hoffman Estates, IL, USA
なお、2010年に上記セミナーを実施した際の案内を、以下に掲示いたします。どうか、そちらもご参照ください。
-----------------------------------------------------------------------------
ガンと生体エネルギー
生命力を高めて、ガンに対抗するためにはどうしたら
いいか。
日時:2010年9月18日(土)午前10時開始、午後5時ごろ終了予定
場所:
場所:Holiday Inn Express, Grove Room
2120 South Arlington Heights Road
Arlington Heights, IL 60005
Phone: 847-593-9400
*Mitsuwa のすぐそば
道順はこちらをクリックしてください。
参加費
お一人20ドルでお願いしております。
プログラム:
10:00〜12:00 ディスカッション Part 1:生体エネルギーの観点からみた、ガン発生のメカニズムについて
1:00 〜3:00 ディスカッション Part 2:生体エネルギーを高めることでの、ガン闘病ストラテジー
3:30 〜5:00 希望者への個人カウンセリング
ご質問、ご予約:
席数に限りがある関係で予約制とさせていただきます。ご希望の方は加藤までご連絡ください。
電話: 847-989-4261 E-mail: info@atmanwellbeing.com
ご注意
このセミナーは、ガン発生の仕組みやその治療について医学的な所見を申し上げるものでは断じてありません。現在ガン治療をされているのであれば、それについてなにがしかの介入するのを意図していません。あくまで生体エネルギー(中国医学でいうところの「気」)の状態に焦点をあてて、自然治癒力を高めるためには、どうしたらいいかをご理解いただくのが、このセミナーの目的です。
特定のサプルメントや商品を推奨し、購入を勧めるようなことは断じてありませんので、安心してご参加いただけます。
本セミナーは、健康やガンという病気について全く新しい見方を 提供することを目指しております。そして、ガン患者ご本人が、
ご自身の闘病ストラテジーを構築する上で、セミナーの情報が役立つのであれば、これほど幸いなことはありません。
見方、新しい考え方を提供することが目的でありますので、特定の健康食品や特定のクラスを売りつけようとするものでは断じてありません。どうかご安心ください。
全く新しい見方とは、ホリスティックな医療とは何かということです。一人の人間を丸ごと見つめるとは一体どういうことなのかを思慮するのです。
多くの方は、東洋医学と西洋医学を組み合わせたものが、ホリスティックだとお考えですが、 それは統合医学であり、ホリスティックなものではありません。
ホリスティックな医療とは、無意識下の精神構造の変革によって、人のもつ本源的可能性(生命力)を引き出すものです。
本セミナーでは、この点に焦点をあてていきます。
現在ガンを患っている方にとっては、このセミナーは、 これまでに無い、新しいアプローチを紹介することになります。
その新しいアプローチは、ガン予防に役立ちますので、 ガンを患っていない方にも、有益な情報です。
ということで、本セミナーは、ガンについてご興味をお持ちの方どなたでも、ご参加いただけます。
ガンとはどんな病気か
改めて申し上げるまでもなく、日本人の死亡原因の第一位はガンであり、約3人に1人の方がガンで亡くなっています。皆様も、ご家族、ご親戚、ご友人など、ごく身近な方がガンを患い、心を痛めた経験があるはずです。私自身、2002年に実父を肺がんで亡くしました。2007年には、同い年の親友を脳腫瘍で失いました(享年:40)。愛する人がガンに蝕まれ、序々に生気と希望を失い、苦しみながら死に行く姿を目にするのは、患者本人だけでなく、関係者も地獄の苦しみを味わっているといえるでしょう。
我々をこれほどまでに苦しめるガンとは、一体どんな病気なのか?医学的な説明は、次のようなものです。何がしかの原因で遺伝子が変異して、細胞が無秩序に分裂・増殖をはじめます。周囲の組織との調和を無視した細胞郡が形成されます。それがガンです。ガンが周囲にしみ出るように広がると、周囲の臓器の機能を物理的に損なうだけなく、ガン細胞は、自らを成長させるため新しい血管を作り、栄養や酸素などを周囲の組織から奪い取っていきます。その分だけ周囲の組織は栄養や酸素が行きわたらなくなり、弱っていくことになるのです。ガンが転移する段階になると、腎臓などの生命維持に欠かせない器官が、機能不全に陥るようになり死にいたります。
人間の身体には数十兆もの細胞が存在します。一部の細胞を除いて、その数が変わることはありません。一つの細胞が死ぬと新しい細胞が一つ生まれるように、ルールが決まっています。そして、身体の部位によって、どのぐらいのサイクルで細胞が入れ替わるかが決まっています。大腸壁の細胞は24時間で、皮膚の細胞は14日間で、血中の各細胞は約90日間で、骨の細胞は2年から7年で、古い細胞が死に新しい細胞に入れ替わります。部位ごとに、細胞の寿命が決まっているわけですが、このルールを無視し増殖を続ける不死の細胞郡がガンです。ブレーキが故障して暴走を続ける車のようなものです。
それぞれの細胞がどのように振舞えばいいかは、遺伝子にその指示があります。大腸の細胞は、遺伝子の情報の中から、大腸の細胞が読み取るべき情報を選択して、その指示に従うわけですが、では、とある細胞はどのように自分が、大腸壁の一部であるかを知るのでしょうか?遺伝子の情報を、無数の引き出しがある巨大なキャビネットだと考えてください。大腸の細胞は、その無数の引き出しの中から、「大腸」とラベルのはってある引き出しをあけて、自分に必要な指示を受けます。皮膚の細胞、骨の細胞も同様に、自分の部位の名前が書いてある引き出しを選んであけるわけです。それぞれの指示については近代の遺伝子学がかなり解明しています。しかし、なぜ細胞が自分の位置を知りえるか、なぜ自分が大腸であることを知るのか、なぜ的確に自分に必要な引き出しを探し当てるのか、この点は実はミステリーであり、科学的に解明されていません。この点については、拙著「知的冒険へのいざない」を是非ご参照ください。
上記を別の喩えで説明します。あなたの住んでいる町が、この10年間で火事を1件も出していないとします。住人の一人一人が用心しているだけでなく、一軒一軒が耐火建材で建てられており、花火をするにしても、タバコを吸うにしても注意深く消火されているとしましょう。科学が解明しているのは、この喩えでは、一人一人が各家庭でどのように振舞っているかです。一軒一軒の家がどういう耐火構造しているかです。科学では、なぜ、その町の住人全員に火事を防ぐ意識が共有されているかが分かっていないのです。ミクロで何が起きているかわかっていても、マクロでシステムを統制する、その見えざる力を解明してないのです。
ここで、是非注目していただきたいのは、近代医学は、そもそもなぜ細胞分裂の秩序が保たれるのかを、解明していません。ですから、当然、科学は、その秩序が崩壊した、すなわちガンという状態を根本的に治すことができません。そこで、近代医学は、その暴走した細胞郡を手術、放射線、や抗がん剤で、除去することしかしていないわけです。秩序の崩壊した状態を、元通りの統制のとれた状態に戻すことはできないのです。この意味において、医学はガンを治していません。医学ではガンは治らないのです。
ここで、私が強調しているのは、医学はガンという症状(異常細胞群が身体のシステムを損なう)を解消しようとしているだけで、医学はガンという病気の根本原因にメスは入れていない、ということです。医学はあくまで対症療法を提供しているだけで、原因を解消していないのです。この意味で、私は「医学はガンを治していない」と申し上げているのです。
ですから、是非ご理解いただきたいのですが、私自身は、近代西洋医学の手法そのものを否定しているわけではありません。もし、私自身、もしくは私の家族がガンを患ったのであれば、手術、抗がん剤、放射線治療などの西洋医学的処置を、慎重に吟味した上で受けます。この私自身のスタンスをどうかご理解ください。
「ガンは科学で解決できるというのは錯覚です。」
帯津良一 医学博士
|
ガンとは、生体エネルギー的な観点、もしくは霊的な観点からすると、あなたの身体において、細胞分裂の秩序を統制するみえない力が、特定の部位に伝達されなかったために、その統制力から孤立してしまい、増殖の暴走を始めた状態であるといえます。このセミナーでは、この点について詳しく説明します。
我々のガンに対する態度を問う
「いのち」の神秘さを知らずして、ガンに向き合うのは無意味
我々は、我々が肉と骨からなる肉体以上の存在であることを直感的に認識しています。心があり、魂とよぶものがある。運気、縁という何か目にみえない力が我々に影響を及ぼしているのを、なんとなく理解しています。日々の生活では、科学を意識することはありません。我々は感情的に過ごしており、直観を大切にしようとし、むしろ、理屈や理論で自分をしばりつけることに抵抗感を感じます。ところが、自分がガンを患ったとなると、態度が急変して、科学を信望するようになります。医学的に、自分の選択する治療法が理にかなっているのかどうか、治療法が科学的なエビデンスによってサポートされているのかどうか、それらが最大の関心事になります。
この科学信望の心情は分からなくもありません。何しろ、自分の命がかかっているわけですから、何か確実なものにすがりたくなる。その気持ちは十分に理解できます。ところが、科学というのは、皆様が思っているほど、確実なものではありません。20世紀の初頭に、量子物理学が宣言したとおり、「客観的事実は存在しない」のです。科学的見地とは、かなりあやふやなものなのです。
ガンは、上で述べている通り、細胞分裂のコントロールが利かなくなった状態ですから、まさに「いのち」の根幹にかかわる部分での障害です。では、そもそも「いのち」とは何なのか?近代科学は、実は「いのち」を定義づけできていません。「生きている」とはそもそもどういうことなのか?「健康である」とはどういうことなのか?一見当たり前のことが実は良く分かっていないのです。
「いのち」とは何か?これは、皆様には奇妙な議論に思えるかもしれません。心臓も動き、脳細胞も生きていて、呼吸をして、身体を動かせる状態が生きているということだ、と多くの方はおっしゃるでしょう。ここで、是非深く考えてみてください。私の父は、2002年8月29日、午後3時29分に絶命しました。3時28分の時点の父親と、3時30分の時点の父親と、一体何がちがうのでしょうか?心臓がとまって、呼吸が止まっているだけで、解剖学的にはそれ以外になんら違いはありません。3時30分の時点で、脳細胞も、身体の大半の臓器がまだ生きています。ただ、心臓が止まっただけなのに、両者に著しい違いがあります。3時30分の時点の父親には、全く存在感が感じられなくなりました。もぬけの殻になったような感じでした。魂の抜けた状態です。彼の意識が存在しなくなったわけですけど、そもそも意識がなくなるとはどういう状態なのか?「いのち」とは何なのでしょうか?
ガンは別の角度からみると、自己免疫システムが崩壊しているために、細胞の異常増殖を許してしまった状態といえます。心身が健康で、自己免疫システムが強固である状態であれば、T−細胞が異常細胞を食べ駆逐し、腫瘍になることはありません。自己免疫システムは、よくよく考えてみると、非常に神秘的です。白血球やリンパ球は、どうやって、攻撃する対象と、攻撃しない対象を識別するのでしょうか?攻撃しない先とは、すなわち、「自己」であり、攻撃する対象とは「他者」です。ですから、ある意味、白血球は、「自己」と「他者」を見分ける意識があるといえます。これがどれほど神秘的であるかお分かりいただけますでしょうか?
「ガンほどミステリアスなものはありません。
すべてが個性的で、何が起きるか予測がつかないからです」
アン・クローバー
ロイヤル・ロンドン・ホメオパシック・ホスピタル医師
|
ガンとは「いのち」の営みの根幹で発生した障害です。「いのち」の営みの不思議さ、神秘さ、奥深さ、畏敬さ、そういうものを無視して、ガンに対峙することが、どれだけ無意味であるか、是非ご理解ください。「いのち」の輝きに影がさしたときに、ガンが発生するわけです。
ここで、日本のホリスティック医療の草分け的存在である、帯津良一医師の言葉を引用します。「「いのち」はエネルギーの場なのです。いのちは心臓にあるわけでもなく、脳にあるものでもありません。体のなかにあるいのちの場みたいなものがあって、そのエネルギーの値がいのちなのです。いのちがまずあって、体はその容器です。心とはなにかというと、いのちの場の状況が大脳を通して外部に表現されたものと考えられますから、いのちが中心にありきなのです。」
ですから、ガンを治すためには、生命力を高める、いのちのエネルギーの場の波動を高めることが肝要です。生命力を高めるとは、どういうことなのか?生体エネルギーを高めるためには、何をしたらいいのか?この「いのち」の観点から、実際にガンと闘うとしたら、一体何ができるのか?このセミナーではこれらの点を詳しく説明していきます。
|